今までは基本的にツールと言えば「メモ帳」だけでホームページを作ってきました。
ＲＰＧでいうところの【武器】素手【防具】布の服
・・・といったところでしょうか？
もっとも使用者のレベルが高ければこれでも戦えないわけではありませんが、
せめて【武器】鉄の剣【防具】鎖帷子
・・・くらいの装備は欲しいものです。
簡単なものでよければそれらは「フリーウェア」と言って
いつまで使っても、どれだけ使っても無料という便利なツールが存在します。
（ちなみに最初の一定期間は無料でも、期間を過ぎた後は課金しないと使えない様なソフトの事を「シェアウェア」と言います）
無料とは言っても、
手に入れれば、ないよりは遥かにマシな環境になるので、
まだお持ちでない方はこれを機に一気に揃えてしまいましょう。
↑まずは、圧縮・解凍ソフト。
私が使ってきた中では、かなり多くの種類の拡張子の解凍ができるので
まだ、持っていない方はここからダウンロードする事をお勧めします。
どんなに便利なツールをダウンロードしてきても、
それが圧縮された状態であった場合、圧縮・解凍ソフトがない状態では使うことができません。
↑無料ペイントツールの代表格。
私の場合、グラフィックは主にphotoshopを使っているのですが、
ちょっとの作業の時はいつもこのツールを使っています。
軽いし、扱いやすい上に無料にしてはかなりの高機能を有しているので最初のうちは
主力ペイントツールとして重宝することになるかも知れません。
↑HTMLソースやcssに書き込む書式を支援するツール。
今までメモ帳だけで作ってきた人がこれを使うと
その使いやすさに驚愕すること疑いありません。（私もその中の一人・・・）
使いこなせるようになるまで幾分時間がかかるかも知れませんが、
ある程度使いこなせるレベルに達すれば
これがあるのと、ないのとでは天と地ほどの差がでてきます。
・・・ちなみにこのホームページもこのツールを使って作っています。
↑透明感のある水晶のような美しいボタン画像を手軽に作成できる。
文字と画像の両方を入れる事ができるため、
画像の部分に文字しかない画像を入れれば文字を２列にして表現することも可能。
.pngファイルで出力されるので
工夫次第でボタンだけにとどまらず、あらゆるものに使うことができる。
↑.gifファイルや.pngファイルの画像のどれか一つの色を指定して簡単に「透明化」できるソフト
背景を透明化したい時などに重宝する。
透明化したい色は一種類しか選べない為、
アンチエイリアスと言って、端っこのギザギザの部分をきれいに見せるために
いろいろと処理が施されている画像に対しては、ちょっと工夫が必要になる。
↑本格的なflash（フラッシュ）作成ツールです。
flashとは拡張子が.swfのファイルのことで、動画やアニメーションの事を言います。
再生にはFlash Player（フラッシュプレイヤー）と呼ばれるものが必要になるので、
まだもっていない方は
Adobe Flash Playerサイトからダウンロードすることができます。
このツールは無料であるわりには機能が本格的で
軽くて扱いやすいのは良いのですが、
日本語には一切対応しておらず、日本語の文字をそのまま出力することすらできません。（日本語非対応）
そのため、日本語の文字をこのツールを使って出力するには
日本語化するパッチをどこかで見つけてくるか
上記のペイントツールと透明化ツールを使って、自前で日本語文字のパーツを作る必要があります。
操作の方も慣れるまでは難しく感じる事があるかもしれませんが、
慣れてしまえばかなり凝った演出の動画を作成することが可能です。
無論、完成した動画はホームページ上で公開する事が可能です。
Powerbullet Presenter というキーワードで検索すれば
詳しく解説されているサイトもいくつか散見されますので、
最初のうちはそういった解説サイトのお世話になるかもしれません。
↑どうしても日本語に対応していなければ嫌だ！という方には、
こちらのflashツールがお勧めです。
簡単な操作のわりにはActionScript
と呼ばれるプログラムにも対応していて、
簡単なゲームも制作可能です。
↑デスクトップ上でスクリーンショットを撮影して保存できるツール。
保存したツールを上記のペイントツールなどで必要なところだけ切り取れば
ホームページ上でアップしたい画像も簡単にできあがり！
ちなみにこのホームページでアップされているデスクトップ上の画像も
このツールによって撮影されたものを使用しております。
無料の割にはかなり高性能で、かつ軽くて扱いやすいこれらのツールがあれば
そこそこ見栄えの良いホームページが作れる・・・ハズです・・・。
あとは知っていると便利な＜タグ＞の種類を覚えて実際に使用していったり、
これらのツールの使い方をマスターしながら
より見栄えの良いホームページ作りに邁進していきましょう。